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2013年2月5日火曜日

Scipy.WeaveでPythonにC++埋め込み 5 Numpyの利用

前回の続き
前回はweave.inlineメソッドへのNumpy受け渡しの基本事項について書きました。今回は実際に計算をしていきます。
まず、前回にもお見せした、行と列のインデックスを足して3の倍数となる要素を0にする計算のpure Pythonバージョンをお見せします。
def numpy_mult3_0_pure(npArr):
    for r in xrange(npArr.shape[0]):
        for c in xrange(npArr.shape[1]):
            if (r + c) % 3 == 0:
                npArr[r, c] = 0
これを次のように呼び出す。
>>> side = 1000
>>> npArr = np.ones((side, side))
>>> numpy_mult3_0_pure(npArr)
>>> print npArr
結果は、以下。
[[ 0.  1.  1. ...,  1.  1.  0.]
 [ 1.  1.  0. ...,  1.  0.  1.]
 [ 1.  0.  1. ...,  0.  1.  1.]
 ..., 
 [ 1.  1.  0. ...,  1.  0.  1.]
 [ 1.  0.  1. ...,  0.  1.  1.]
 [ 0.  1.  1. ...,  1.  1.  0.]]
まったく前回のコピペです。
これのweaveバージョンは以下のようになります。
def numpy_mult3_0_weave(npArr):
    code = """
    for(int r = 0; r < NnpArr[0]; r++) { 
        for(int c = 0; c < NnpArr[1]; c++) {
            if((r + c) % 3 == 0) {
                NPARR2(r, c) = 0;
            }
        }
    }
    """
    weave.inline(code, ['npArr'])
前回やった、N+(変数名), (変数名大文字)+(次元数)のアクセス用マクロ関数を使えば、上のように書けるのです。どのくらい早くなるのか時間を計測してみます。
side = 1000
npArr = np.ones((side, side))
from context_timer import Timer
with Timer("Pure"):
    numpy_mult3_0_pure(npArr)
with Timer("Weave"):
    numpy_mult3_0_weave(npArr)
このTimerについてはこちらの記事をご覧ください。出力は以下です。
[Pure] Elapsed: 0.272620201111
[Weave] Elapsed: 0.00578308105469
Weaveの方が50倍近く早くなっていることがわかります。こんな感じにPythonコードにC++のコードを書くことで高速化することができます。

Scipy.WeaveでPythonにC++埋め込み 4 Numpyの基本

前回
PythonにはNumpy(とScipy)というMatlabに似たインターフェースを持つ数値計算に非常に便利なパッケージがあるのはご存知でしょう。というか、Weaveについて調べてココにたどり着いたなら、知っていて当然ですね。例えばこんな感じ。
import numpy as np # numpyのインポート

# 乱数配列の生成 2行3列
a = np.random.rand(2,3)
b = np.random.rand(2,3)

# 各要素ごとの掛け算 Matlabだと a .* b
c = a * b

# 行列としての掛け算 Matlabだと a' * b
d = np.dot(a.T, b) # C = A^T * B (Cは2行2列になります)

# 固有値分解
[E, V] = np.linalg.eig(d)
Matlabでできることはほぼ全部できます。しかも、無料で。このページは参考になります。Numpy for Matlab Users
行列演算や要素同士、固有値計算などのメソッドなどはCで実装されているので高速に実行できます。しかし、こういった汎用的な演算でない場合はPython上でループを回したりして配列にランダムアクセスするようなコードを書く必要がでてきます。 Pythonのようなスクリプト言語でそういったコードを書くと激遅になりますよね。例えば、ある配列の行のインデックスと列のインデックスを足した値が3の倍数だったら0に書き換えるというコードをPythonで書くと次のようになります(あまり良い例ではないですが、お許しください!)。
def numpy_mult3_0_pure(npArr):
    for r in xrange(npArr.shape[0]):
        for c in xrange(npArr.shape[1]):
            if (r + c) % 3 == 0:
                npArr[r, c] = 0
これを次のように呼び出す。
>>> side = 1000
>>> npArr = np.ones((side, side))
>>> numpy_mult3_0_pure(npArr)
>>> print npArr
結果は、以下。
[[ 0.  1.  1. ...,  1.  1.  0.]
 [ 1.  1.  0. ...,  1.  0.  1.]
 [ 1.  0.  1. ...,  0.  1.  1.]
 ..., 
 [ 1.  1.  0. ...,  1.  0.  1.]
 [ 1.  0.  1. ...,  0.  1.  1.]
 [ 0.  1.  1. ...,  1.  1.  0.]]
時間を計測すると、0.384463787079[秒]でした。 これをWeaveを使ってC化して高速化します。この例に移る前にNumpyをWeaveに使う場合の基本から見ていきます。 weave.inlineはPython変数を渡すと自動的にC内で適当な型に変換してくれます(converterを指定することも可能)。Numpyのndarrayを渡した場合も自動で色々と変換を施してくれます。次の例を見てみます。
def numpy_converted_vars():
    npArr = np.zeros((2, 3, 4), dtype=np.uint16)
    npArr[1, 1, 3] = 1
    print '(py) ndim:', npArr.ndim
    print '(py) shape:', npArr.shape
    print '(py) strides:', npArr.strides
    code = """
    // Number of dimension
    std::cout << "ndim: " << DnpArr << std::endl;
    
    // Shape
    std::cout << "shape:";
    for (int i = 0; i < DnpArr; i++) std::cout << " " << NnpArr[i];
    std::cout << std::endl;
    
    // Strides
    std::cout << "strides:";
    for (int i = 0; i < DnpArr; i++) std::cout << " " << SnpArr[i];
    std::cout << std::endl;
    
    // Access to data as a three dimensional array
    std::cout << "npArr[1, 1, 3]: " << NPARR3(1, 1, 3) << std::endl;
    """
    weave.inline(code, [u'npArr'])
このメソッド内では、まず2×3×4の形のすべての要素が0の3次元配列を作ります。確認の為に[1,1,3]の要素だけ1を代入しておきます。 データ型がuint16=2[bytes]で、3次元、C-contiguousのメモリ上のデータ配置で、2 * 3 * 4の形なので、上の3つのprintの結果は
(py) ndim: 3
(py) shape: (2, 3, 4)
(py) strides: (24, 8, 2)
となります。stridesのところとかよくわからない人はこの画像を見て理解するかググってください。
Cのinlineコードの中でこれらにアクセスする方法を見ていきます。ndim, shape, stridesはinlineメソッドの内部でN, D, Sという接頭辞をつけてNnpArr(int), DnpArr(npy_int*), SnpArr(npy_int*)という名前で使用可能になります。npy_int型はint64かint32(環境に依存)のtypedefだと思います。実際にCの内部でどのように変換されているかを生成された.cファイルを見てみます。npArrのオブジェクトはCコードの中では、PyArrayObjectというNumpyのC内部での構造体として解釈し、npArr_arrayという名前で使えるようにしてくれています。
PyArrayObject* npArr_array = convert_to_numpy(py_npArr,"npArr");
NumpyのC APIについては各自ぐぐって欲しいのですが、PyArrayObject構造体のメンバにstridesなどがあるので、
npy_intp* NnpArr = npArr_array->dimensions;
npy_intp* SnpArr = npArr_array->strides;
int DnpArr = npArr_array->nd;
で値を取り出してくれています。inlineコードのndim, shape, stridesの出力は次のようになり、python側での出力と一致しています。
ndim: 3
shape: 2 3 4
strides: 24 8 2
肝心のnpArrという名前は以下のように配列のデータへの先頭ポインタのアドレスを取り出したものとして宣言しています。
double* npArr = (double*) npArr_array->data;
一次元配列としてアクセスする場合はnpArr[0]などとアクセスすれば値を取り出せますが、この例では3次元配列なので、stridesを使って要素にアクセス必要があります。たとえばnpArr[i, j, k]にアクセスしたい場合は、以下のようにする必要があります(PyArrayObject*->dataはchar*型)。
*((double*)(npArr_array->data + (i * SnpArr[0] + j * SnpArr[1] + k * SnpArr[2])))
しかし、これはめんどくさい。実はこれをやるためのマクロ関数を最高4次元配列の場合まで定義してくれています。
#define NPARR1(i) (*((double*)(npArr_array->data + (i)*SnpArr[0])))
#define NPARR2(i,j) (*((double*)(npArr_array->data + (i)*SnpArr[0] + (j)*SnpArr[1])))
#define NPARR3(i,j,k) (*((double*)(npArr_array->data + (i)*SnpArr[0] + (j)*SnpArr[1] + (k)*SnpArr[2])))
#define NPARR4(i,j,k,l) (*((double*)(npArr_array->data + (i)*SnpArr[0] + (j)*SnpArr[1] + (k)*SnpArr[2] + (l)*SnpArr[3])
3次元配列の場合はnpArrの名前を大文字にして後ろに3をつけた名前が付けられていますので、上のようにpython側でnpArr[1,1,3]=1で変更した値にNPARR3(1,1,3)でアクセスできています。
npArr[1, 1, 3]: 1
今回はNumpyのweave.inlineへの受け渡しの基本を紹介しました。次回に実際計算してみます。

[Python] try/except/else/finally, with/asなどについてわからなくなったら

初めてのPython(27章) | kobakoba0723の日記
このお方のブログを見る。

[Python] with文を使った実行時間計測クラス(コンテキストマネージャー)

時間計測にはtimeitとかもありますが、もっとお気楽に測る場合の話です。
Matlab - tic, toc functions analog in Python
ここで紹介されていたやり方です。with文では、withの後ろに与えたコンテキストマネージャクラスがステートメント内に入るときに__enter__が呼ばれ(本来asで受け取る変数を返す)、終わりに__exit__が呼ばれます。これを利用して__enter__で時間計測開始を、__exit__で時間計測結果の出力を行い、with文のステートメントの中のプログラムの実行時間を表示します。with文の詳細については「python with文」でぐぐってください。
# context_timer.py
import time
import sys

class Timer(object):
    def __init__(self, name=None, out=sys.stdout):
        self.name = name
        self.out = out

    def __enter__(self):
        self.tstart = time.time()

    def __exit__(self, type, value, traceback):
        if self.name:
            print >> self.out, '[%s]' % self.name,
        print >> self.out, 'Elapsed: %s' % (time.time() - self.tstart)
これを使って、1から1000までの整数の和を計算する時間を測る場合は次のようにwith文を使います。
from context_timer import Timer
with Timer("Sum"):
    val = 0
    for i in xrange(1, 1001):
        val += i
    print val
出力は次のようになります。
500500
[Sum] Elapsed: 0.00104784965515

2013年1月13日日曜日

Scipy.WeaveでPythonにC++埋め込み 3 変数を返す

変数を返す

数値型を返す

def test_ret_int():
    print "---- Return int ----"
    code = """
    return_val = 1;
    """
    ret = weave.inline(code)
    print "ret:", ret

Cの中でint型作成して返すサンプルです。Cのコードから値を返すときには、決してreturn文を使わないでください。weave内では、codeに書かれたコードに到達する前にreturn_valというSCXXのpy::objectが宣言されています。(生成されたcppファイルを見るとわかります。)return_valに代入された変数はweave.inlineメソッドの戻り値として受け取ることができます。APIを見るとわかりますが、py::objectのCの数値型や文字列型を代入すると、自動的にPythonのオブジェクトに変換してくれます。結果は次のようになります。
---- Return int ----
ret: 1

タプルなどを返す


def test_ret_tuple():
    print "---- Return tuple ----"
    code = """
    if(scxxFlag) {
        // scxx
        py::tuple ret(2);
        py::object tmp(1); ret.set_item(0, tmp);
        tmp = 3.5; ret.set_item(1, tmp);
        return_val = ret;
    } else {
        // Python C API is more reasnable.
        return_val = Py_BuildValue("id", 1, 3.5);
    }
    """
    scxxFlag = 1
    ret = weave.inline(code, ["scxxFlag", ])
    print "ret (scxx):", ret
    scxxFlag = 0
    ret = weave.inline(code, ["scxxFlag", ])
    print "ret (Py/C API):", ret
return_valはpy::object型なので、SCXXのpy::tuple, py::dictなどを代入することも可能ですし、Python/C APIのPyObject*を渡すこともできます。ここでは、if文のscxxFlagが1の場合はSCXXでtupleを、0の場合はPython/C APIでtupleを作成しています。(boolの受け渡しはサポートしていないっぽいので、scxxFlagをbool型にしませんでした。) 出力は以下。
---- Return tuple ----
ret (scxx): (1, 3.5)
ret (Py/C API): (1, 3.5)
両方とも同じ結果になっていますね。 Python/C APIの Py_BuildValue はとても便利なので使った方が良いと思います。フォーマットのiはint、dはdouble, sは文字列(char*), OはPyObject*を意味します。 listもdictも簡単に生成できるので試してみてください。
return_val = Py_BuildValue("[i,d]", 1, 3.5);// List
return_val = Py_BuildValue("{s:i,s:[d,s]}", "abc", 1, "def", 3.5, "Hoge"); // Dict
前回の例とあわせて、これで値の受け渡しができるようになりました。次回は、数値計算を利用している方向けにNumpyのArrayを利用した例を見ていきます。

Scipy.WeaveでPythonにC++埋め込み 2 変数を渡す

変数を渡す

数値型を渡す

以下はInt型をPythonからCに渡して標準出力するメソッド例です。
def test_pass_int():
    print "---- Pass int ----"
    val = 1
    code = """
    std::cout << "val: " << val << std::endl;
    """
    weave.inline(code, ['val', ], headers=['', ])
結果は次のようになります。
---- Pass int ----
val: 1
weave.inlineの第2引数はargs=[]のオプション引数であり、Cのコード内に渡したいPython側の変数名を文字列のリストとして渡します。すると、inlineはPython側でローカル変数またはグローバル変数で使われている変数を探します。そして、見つかった変数を適切な型に変換してCコードの中で使えるようにしてくれます。上の例ではvalはPythonのPyInt型なのでC側ではそのまま使えないはずですが、ちゃんとCのint型に変換してくれます。ここでさり気なく、C++スタイルの標準出力プリントを使いました。cout, endlを使うには<iostream>が必要なので、オプション引数headersにヘッダの文字列リストを与えています。

タプルとかを渡す

タプルやリストや辞書型を渡したときにどのように扱わうか見てみます。
def test_pass_tuple():
    print "---- Pass tuple ----"
    seq = (1, 0.5, "Hoge")
    code = """
    std::cout << "length: " << seq.len() << std::endl;
    std::cout << "seq[0]: " << static_cast<int>(seq[0]) << std::endl;
    std::cout << "seq[1]: " << static_cast<double>(seq[1]) << std::endl;
    std::cout << "seq[2]: " << static_cast<char>(seq[2]) << std::endl;
    """
    weave.inline(code, ['seq', ], headers=['<iostream>', ])
数値型や文字列型以外のタプルやリストなどのオブジェクトはSCXXというPython C APIのC++ラッパーライブラリクラスに変換されます。しかし、そのまま使っているわけではなく、weave向けに独自に名前とか書き換えているっぽいです。tuple型はpy::tupleに変換されます。APIは直接weave.__file__の下のscxxフォルダにある*.hファイルを読めばすぐわかります。一応ここ( http://projects.scipy.org/scipy/browser/trunk/Lib/weave/scxx)でも見れます。py::list::operator[]でタプルの中の要素をpy::object(正確にはindexed_ref型)として取り出すことができます。py::objectには、数値型、str型、complex型の変換演算子が定義されているので、代入やキャストによって中身をCの型として取り出すことができます。
出力は以下。
---- Pass tuple ----
length: 3
seq[0]: 1
seq[1]: 0.5
seq[2]: Hoge
リストの場合もSCXXのpy::listに変換され、APIはほぼ同じです。
def test_pass_list():
    print "---- Pass list ----"
    seq = [1, 0.5, "Hoge"]
    code = """
    std::cout << "length: " << seq.len() << std::endl;
    std::cout << "seq[0]: " << static_cast<int>(seq[0]) << std::endl;
    std::cout << "seq[1]: " << static_cast<double>(seq[1]) << std::endl;
    std::cout << "seq[2]: " << static_cast<char>(seq[2]) << std::endl;
    """
    weave.inline(code, ['seq', ], headers=['<iostream>', ])
出力は以下
---- Pass list ----
length: 3
seq[0]: 1
seq[1]: 0.5
seq[2]: Hoge
辞書型はSCXXのpy::dict型に変換されます。APIも非常に簡単です。
def test_pass_dict():
    print "---- Pass dict ----"
    dct = {"PyInt":1, "PyFloat":0.5, "PyString":"Hoge"}
    code = r"""
    std::cout << "length: " << dct.len() << std::endl;
    std::cout << "dct[\"PyInt\"]: " << static_cast<int>(dct["PyInt"]) << std::endl;
    std::cout << "dct.has_key(\"PyInt\"): " << dct.has_key("PyInt") << std::endl;
    std::cout << "dct.has_key(\"PyHoge\"): " << dct.has_key("PyHoge") << std::endl;
    py::list keys = dct.keys();
    std::cout << "keys[0] : " << static_cast<char>(keys[0]) << std::endl;
    py::object tmp = py::object(634);
    dct.set_item("SkyTree", tmp);
    std::cout << "dct[\"SkyTree\"] : " << static_cast<int>(dct["SkyTree"]) << std::endl;
    """
    weave.inline(code, ['dct', ], headers=['<iostream>', ])
出力は以下。
---- Pass dict ----
length: 3
dct["PyInt"]: 1
dct.has_key("PyInt"): 1
dct.has_key("PyHoge"): 0
keys[0] : PyInt
dct["SkyTree"] : 634
例にはないですが、変数は参照として渡されているのでinlineの中で変更したdict型は呼び出し側でも変更されます。

今回は変数を渡す例をお見せしました。次回は変数を返す例を見てみます。

2013年1月11日金曜日

Ubuntu10.04LTSにPython2.7.3をインストール numpy,scipy,matplotlib,opencv,pygtk

ソースからインストールします。全然難しくありません。

sqliteパッケージ使うのに必要だったはず
sudo apt-get install sqlite3

インストール先を指定(ルートインストールしない場合)
IPX=$HOME/python27
export PATH=$IPX/bin:$PATH
export LD_LIBRARY_PATH=$IPX/lib:$LD_LIBRARY_PATH
rootでインストールしてしまう場合は
sudo su -でルートになる。
ルートインストールする場合は--prefixオプションはいらないです。

Python-2.7.3をダウンロードして解凍
./configure --prefix=$IPX --enable-shared && make install

EasyInstallをインストール
サイトから setuptools-0.6c11-py2.7.eggをダウンロード
sh setuptools-0.6c11-py2.7.egg --prefix=$IPX

Pipも
$IPX/bin/easy_install pip

ついでにNumpyやら必要なものをインストール

$IPX/bin/pip install numpy
sudo apt-get install liblapack-dev gfortran g++
$IPX/bin/pip install scipy
$IPX/bin/pip install ipython
$IPX/bin/pip install virtualenv virtualenvwrapper
$IPX/bin/pip install matplotlib
再ログインなどするとパスが通っていないので、
IPX=$HOME/python27
export PATH=$IPX/bin:$PATH
export LD_LIBRARY_PATH=$IPX/lib:$LD_LIBRARY_PATH
を.bashrcなどに追加して常にパスが通っているようにしておく。(rootインストールの場合は必要なし)

ついでにOpenCVもインストールする。

sudo apt-get install cmake-curses-gui
wget http://downloads.sourceforge.net/project/opencvlibrary/opencv-unix/2.4.3/OpenCV-2.4.3.tar.bz2
ダウンロードして解凍。 cmakeに必要なオプションを渡してインストール。
ccmake .. -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=${IPX} -DPYTHON_EXECUTABLE=${IPX}/bin/python -DPYTHON_INCLUDE_DIR=${IPX}/include/python2.7 -DPYTHON_LIBRARY=${IPX}/lib/libpython2.7.so
make install 
OK。
$ ipython
>>> import cv2
で使えます。

PyGTKも

依存関係を考慮してシステムのバージョンに合わせる
pygtk 2.17.0
pycairo 1.8.10
pygobject 2.21.1

py2cairoをインストール
wget http://cairographics.org/releases/py2cairo-1.8.10.tar.gz
tar xvjf py2cairo-1.8.10.tar.gz
cd py2cairo-1.8.10
./waf configure --prefix=$IPX
./waf build
./waf installl
pygobjectインストール
sudo apt-get install libffi-dev
http://ftp.gnome.org/pub/GNOME/sources/pygobject/2.21/pygobject-2.21.1.tar.bz2
tar xvjf pygobject-2.21.1.tar.bz2
cd pygobject-2.21.1
./configure --prefix=$IPX
make install
pygtkインストール
sudo apt-get install libgtk2.0-dev
export PKG_CONFIG_PATH=$IPX/lib/pkgconfig:$PKG_CONFIG_PATH
wget http://ftp.gnome.org/pub/GNOME/sources/pygtk/2.17/pygtk-2.17.0.tar.bz2 
あとはPyGObjectと同じ

2013年1月10日木曜日

Scipy.WeaveでPythonにC++埋め込み 1 Hello world

Pythonって超便利ですね。非常に多様な目的に使われる言語ですが、Numpy・Scipyによる数値計算ライブラリがあるので数値計算・グラフ描画もできます。Matlabなんかもういらないのではないかとおもいますね。しかし、MatlabやPythonのようなインタープリタ言語でループを回したりすると一気に実行速度が激遅になります。そこで、開発者(研究者)はプログラムの高速化が必要な部分をC/C++(以下、C)で書いて呼び出したりします。MatlabではMexによってこれが実現できます。Pythonでもctypes, SWIG, Boost.Python, Cython, Scipy.WeaveによってCによる高速化ができます。今回はWeaveを使った例をお見せします。(Cythonもいずれ紹介します。)

誰もが最初にやるやつ

そう、Hello worldです。WeaveはPythonのコードの中にCコードを直接埋め込むことができます。
from scipy import weave

def test_hello_world():
    print "----- Print ----"
    code = r"""
    printf("Hello world!!\n");
    """
    weave.inline(code)

if __name__ == '__main__':
    test_hello_world()
Cコードを埋め込むための一つのメソッドがweave.inlineです。上のように、第1引数にCのコードを書いた文字列を取ります。出力は、
----- Print ----
Hello world!!
となります。
inlineメソッドは呼び出されたときに第一引数の文字列codeのCコードを実行時コンパイルして呼び出します。これだと呼び出す度にコンパイルが行われ余計に計算時間がかかってしまうと思うかもしれません。しかし実際には、inlineは一度コンパイル済みのものと同じ内容のcodeが渡された時にはコンパイル済みのものを使うため、高速にCコードを呼び出すことができます。 何が起こっているか確認するために、verbose=2と強制的に同じcodeでもコンパイルするためのforce=Trueをオプション引数に追加するように変更してみます。
weave.inline(code, verbose=2, force=True)
いろいろverboseされます。
----- Print ----
<weave: compiling>
running build_ext
running build_src
build_src
building extension "sc_de155a42ad0378e80d2e4d68a547cce52" sources
build_src: building npy-pkg config files
customize UnixCCompiler
customize UnixCCompiler using build_ext
customize UnixCCompiler
customize UnixCCompiler using build_ext
building 'sc_de155a42ad0378e80d2e4d68a547cce52' extension
compiling C++ sources
C compiler: c++ -fno-strict-aliasing -fno-common -dynamic -arch i386 -arch x86_64 -I/usr/local/include -DNDEBUG -g -O3 -Wall

compile options: '-I/usr/local/lib/python2.7/site-packages/scipy/weave -I/usr/local/lib/python2.7/site-packages/scipy/weave/scxx -I/usr/local/lib/python2.7/site-packages/numpy/core/include -I/usr/local/Cellar/python/2.7.3/Frameworks/Python.framework/Versions/2.7/include/python2.7 -c'
c++: /usr/local/lib/python2.7/site-packages/scipy/weave/scxx/weave_imp.cpp
c++: /Users/USERNAME/.python27_compiled/sc_de155a42ad0378e80d2e4d68a547cce52.cpp
c++ -bundle -undefined dynamic_lookup -arch i386 -arch x86_64 -isysroot / -L/usr/local/lib /var/folders/jp/rhc_v7hn46g05j5v678bjbfm0000gn/T/USERNAME/python27_intermediate/compiler_f217358f4c5a874fd8a2d639e1b28c86/Users/USERNAME/.python27_compiled/sc_de155a42ad0378e80d2e4d68a547cce52.o /var/folders/jp/rhc_v7hn46g05j5v678bjbfm0000gn/T/USERNAME/python27_intermediate/compiler_f217358f4c5a874fd8a2d639e1b28c86/usr/local/lib/python2.7/site-packages/scipy/weave/scxx/weave_imp.o -o /Users/USERNAME/.python27_compiled/sc_de155a42ad0378e80d2e4d68a547cce52.so
running scons
Hello world!!
ごちゃごちゃとありますが、
c++: /Users/USERNAME/.python27_compiled/sc_de155a42ad0378e80d2e4d68a547cce52.cpp
を見るとCコードが生成されている場所がわかります。僕はMac OSX Lionなので、ホームの.python27_compliedにソースコードが自動生成されているのがわかります。Windwosなどでもverbose=2にすれば、どこにソースが生成されたかを知ることができます。このソースを覗いてみるとweaveがどのようにcodeをCコードに変換しているかがわかります(compiled_func関数)。
今回はまったく実用的でないプログラムでしたが、次はweave.inlineに引数を渡す例をお見せします。
変数を渡す編

2012年4月1日日曜日

python setup.py installしたモジュールのアンインストール

間違えて違うバージョンのpythonでsetup.py installをしてしまい、どうやって消すんだろと思って調べてみた。ちなみに環境はmac osx(unix系なら同じと思う)

するとStack overflowでこんなページを発見(英語)

どうやらuninstallコマンドは存在せず、自力で消すしかないらしい。
しかし次のやり方で簡単にできるっぽいです。

まずもう一回インストールしてみる。そのときに--recordオプションをつけてインストールされたファイルを出力する。

sudo python setup.py install --record files.txt

そして、files.txtの中のファイルを全部消す。

cat files.txt | xargs rm -rvf

このコマンドはわかりますかね?
わからなくてもできますが、もし知りたい人はunixコマンドの勉強をしてください。

2012年3月28日水曜日

Ubuntu 10.04LTSのapt-getで入れたDjangoのdjango/contrib/adminのありか

Djangoの日本語版チュートリアルを見ていたら

デフォルトの Django admin 用のテンプレート置場 (django/contrib/admin/templates) から、 admin/base_site.htmlという テンプレートをコピーして、 TEMPLATE_DIRS 上の admin というディ レクトリ下に置きます。
という指示を受けた。

しかし、apt-getで入れたdjangoのソースたちがどこにいるかよくわからなかったので、
探したらここにあった。

なぜか二個
/usr/lib/pymodules/python2.6/django/contrib/admin
/usr/share/pyshared/django/contrib/admin

中を見ると、結構2個目のほうからシンボリックリンクが張られているようなので、
本体は

/usr/share/pyshared/django/contrib/admin

か。


2012年2月29日水曜日

DOMの要素を子供ごと削除

JavaScriptでDOMの一つのエレメントを子供ごと削除したい。
参考にしたページ(英語)
単に子供たちを再帰的に削除する。
自分自身を消すメソッドがよくわからなかったので、親にもどって親から見て子供の自分自身を消すようにした。
// remove an element and its children recursively
function removeElementRecursively(node)
{
    if(!node) return;
    removeChildrenRecursively(node);
    removeElement(node);
}

// remove an element
function removeElement(node)
{
    if(!node) return;
    node.parentElement.removeChild(node);
}

// remove children of an element recursively
function removeChildrenRecursively(node)
{
    if (!node) return;
    while (node.hasChildNodes()) {
 removeChildrenRecursively(node.firstChild);
 node.removeChild(node.firstChild);
    }
}

2012年2月24日金曜日

SyntaxHighlighterのテスト

Bloggerにソースコードを載せてハイライトするためのSyntaxHighlighter をテストしてみる。

HTMLエスケープする場合はこれ、
HTMLエスケープはこちらのサイト様でできます。 ちなみに平文はこれ

2012年2月23日木曜日

emacs-railsを使う

http://d.hatena.ne.jp/higepon/20061222/1166774270
このページが一番参考になりました。

最初emacs-railsだけで良いと思ってインストールして、emacsを起動するとfind-recursiveがないと怒られた。

なるほど、rails.elの中で呼んでいるのね。と思い
のこり2つも入れたら動いた。

  1. emacs-rails
  2. find-recursive.el
  3. snippet.el

2010年12月9日木曜日

boost.pythonとOpenMPとMatplotlib

OpenMPを使って並列化されたC++のコードをboost.pythonでラップして読んだあとに、matplotlibのplotやscatterなどの描画関数を呼ぶと

Sementation fault

で落ちるーーーー。

環境は
red hat el5
matplotlib v1
boost 1.32

2010年10月8日金曜日

namespaceの代入 (C++)

namespaceを代入して定義することができる

例えば

void func()
{
    namespace bm = boost::mpi;

    bm::environment e(...


なんて具合に使える。便利!

2010年10月6日水曜日

std::abs std::fabs (C++)

#include <cstdlib>
のabsはint型用。
#include <cmath>
のabsはdoubleとかfloatとかオーバーロードしてるらしい!